生命の気配 光のゆらぎ 祈りのかたち静けさの音 冷たい感触目に見えた光景 目に見えない光景見えない 触れない 聞こえないけれど感じられるかすかな兆し見えないものをつむいでいくための祈り
光景をつむぐこと。祈りは他者の存在があって初めて結ばれる。予感、予兆、気配、余韻…透明な温度。見えないことに取り囲まれて、ただ、そこに存在するだけの困難さ。喪失の先、残されてしまったことの静寂それでも そこから生まれる全ての“光”のために。
1983年北海道生まれ / 札幌在住 painter
北の地で育ち、動物、音楽、旅、デザイン、様々な仕事を横断しつつ具象と抽象の間で詩のような、うつろう祈りのような光を捉えた絵画作品を描き続けている。
Dreams born of faith and prayer are like works of art.
立っていること、宙の傷跡の影のもとに。だれのためでもなく— なにのためでもなく—立っていること。誰にも気づかれず、ただおまえだけのために。そのなかに空間を占めるすべてのものとともに、ことばもなく。
パウル・ツェラン 「息のめぐらし」